妃奈の部屋

妃奈の中の世界をつらつらと。感じるままに。思いのままに。 Sapiosexual, Sapioromantic

慧眼。

私が過去に経験して来た失敗は、まさしくこの慧眼力がなかったからだと思っている。



相手のせい、ではない。自分のせい。

ほんと我ながらバカだと呆れちゃうけど、ついこの間までは性善説を信じていたから。



周囲からは、穢れていない。擦れていない。

純真無垢などとお褒めの言葉?をよくもらったりもするけれど、それって子どもなら「素直で可愛い子」だけど、私は大人だから、それは決して可愛いでは済まされないと思う。

自己責任という元でいるわけだから。

嘘つかれました、騙されました(泣)では済まされない。



で、いつも結論は、もう自分が求める関係性なんて実在しないんだし、尊敬できる人は実社会で既に充分に人の上に立っているのだから、わざわざ主になりたがる人は少ない。というより、居ないのだろう。だから現実に求めてはいけない。諦めるしかない。という思考に至る。




だけど、実際に関係性がうまくいっている方もいらっしゃるわけで。

長く続いていらっしゃる方々は、従者さん側も賢い方が多いけれど、それ以上に主様側の方がやはり素晴らしい能力と何よりも人格者であるのだと感じる事も多々あって。




賢い女性は、どちらかというと賢い故に自分の意思を強く持っていて、良い意味で自己主張がきちんとできる人が多いように思う。

そして主様はそれを咎めたり否定したり嫌がるのではなく、そんな従者さんを認めていらっしゃるように思う。




いつも、その違いは何だろう。とよく考える。

もちろん、出会った場所やきっかけ等々にも寄るとは思うけれど。



主にもいろんな人がいて、たまたま性的嗜好がノーマルではないだけで人格的には優れているタイプもいる。

逆に社会や異性関係でもうまくいかないからイライラをぶつけたい、とにかく自分勝手にやりたい放題やりたい、主になって威張りたい、優越感を感じたい。というタイプもいる。

他にも例えば虚言癖の持ち主や、内省心を欠く常況の方や自己愛が行き過ぎていて本来なら…という人もいる。




真ん中のタイプの人がいるのは私も知っていたけれど、後者のタイプの人達がいるという事に気付いたのは恥ずかしながらごく最近で…。




もしかしたら私が知らなかっただけで、誰もがとっくに知っている事だったのかな。

従者側に立つ人は、言わずものがな最初から最後まで惑わされず、流されずきちんと警戒していらっしゃるのかな。

世の中には色々な人がいるという事はよくわかっているのに、世の中、根本は皆が良い人

なのだと思っていたのは何故なのか。ただただ信じたかっただけなのか。それとも…。

要するに、本当に恥ずかしいぐらいの無知だったのだなぁと思う。




自分の人生なのだから、もっと自分を大切にしなきゃいけなかったのに。




純真無垢なんかじゃなくて、ただの無知だったのだと思う。それと、自分の良くない癖があるのも原因となる一定の要素だと思っている。




その良くない癖(悪い癖)には多いに自覚がある。いうより自己分析を何度も重ねた結果と、それプラス私をよく知る他者からの認識として共通しているものがあるので、次回はもう一度よく吟味した上で書こうかなと思っています。