妃奈の部屋

妃奈の中の世界をつらつらと。感じるままに。思いのままに。 Sapiosexual, Sapioromantic

愚か者。

ここのところ様々なものが蘇り、憔悴しきっていました。


私の思う敬服する。心から尊敬して見上げる。とは具体的に何を指すのか。その答えは結局のところお相手の人間性に惹かれるのであって、人間力・共感力の高い人という事になります。

そのような方々は挙って謙虚で、冷静で、実に建設的な対話ができるという共通点を持っていると感じます。


欺罔しようと故意に良い人ぶるのとは違って、自然体でいて上記が備わっている。このタイプの人々は決して誰かを支配しようとしないという事です。


それをわかっているのに、私は支配される事を望み続けているのです。

頭ではよくわかっているのに、それよりも捨て去る事のできない嗜好を優先させてしまう。

そんな私は愚か者以外の何者でもないと思います。


そもそも、支配したい・されたい前提で話を進めようとするからおかしくなるわけで。

お相手探しをしている者同士にとっては手っ取り早く合理的な方法なのかもしれないしご本人達が納得していれば良いわけだから、他人があれこれ口出す事ではないので決して否定したいのではなく、単に私には合わないのです。


結局のところ、なんだかんだ言っても性癖に過ぎないのですね。認めたくないだけで。


諦めの悪い、ダメな人間です。

こればかりは本当に。治るものじゃないので、何度絶望しても結局完全には捨てきれない。

Only the man who can be some persons is really happy because he doesn’t rule and submit, and is here with that, and it’s great.

支配したり服従したりしないで、それでいて、何者かであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ。


The person who doesn’t overestimate himself is easily more excellent than the person himself believes it.

自分を買いかぶらない者は、本人が信じているよりもはるかに優れている。


Only the person who can’t rule his heart is eager to rule neighbor’s will.

自分の心を支配できぬ者に限って、とかく隣人の意志を支配したがるものだ。


わかってる。よくわかってるんだけどな。