支配。
って何だろう。
時々、支配関係による犯罪が起こったとニュースで流れる。
それは別に男女の関係とは限らないし、また性癖によるものとは限らないのだけれど、とても怖くなる。ハッとさせられる。
冷静になって立ち止まって考えさせられる。
で、いつも思うのは、やっぱり支配が絡む関係には関わっちゃいけないんだ、と。
人の心を弄び理不尽に操る支配とは心底恐ろしいもの。絶対にあってはいけない事。
してはいけない事。されてはいけない事。
しかし一方で、「支配」といっても様々な形があるのかな、とも思う。
人の数だけ形はあるのかなって。
全てが許せない事、ダメな事ではなくて、中には幸せな支配関係があってもいいよね…って。
私の思う主従は、その人の本質的な部分に惹かれて支配される事。
支配というか、導かれるものかな。
知性や理性などの人間的魅力で自然とこのお方について行きたいと思える事。
従いたいと意識するというより、慕っているからこそ、ごく自然に従っているというのかな。
それなら別に支配じゃなくてもいいよね、というよりそもそも主従に拘る必要なんて全然ないよね。
と、自問自答の繰り返しなのですが、それでもどうしても行き着く先は主従になってしまう。
たぶん一生無理なんだろうと感じながらも、抜け出せずにいる。
気質なんてそう簡単に変えられるものではないという事をわかっているからだろうか。
自分も他人も犠牲にしない、幸せの形が築ければいいな。と思う。
誰に迷惑をかけるわけでもなく、社会通念に反しているわけでもなく、社会規範はちゃんと守る事が大前提で。
ただ形がたまたま主と従者であるだけ。
自分達が他人とは違う特別な存在なわけでもない。ただ本質が同じだから惹かれ合う。
それだけ。とてもシンプルなのだと思う。
お互いに相手を心底大切に思う関係があればいいな。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。