心、繋がり。

ずっとずっと大切にして来たものだけど、口にするのは簡単で、取り繕ったものや嘘ばかりの表と裏を知れば知るほどに冷めてしまう。

唯一無二。絆。約束。誓い。

もそう。

口ではいくらでも言える。

言葉だけなら最初から無いほうがいい。

それでも私は心の奥深くで求めてしまう。

心の底から信頼できる関係を。

強い強い、どこまでも深い繋がり。

お互い心から安心できる関係性を。

簡単に愛や覚悟を語るぐらいなら、「責任も覚悟も持つ気はない。俺は構って欲しいだけ。

とにかくアブノーマルな事がしたい。

無条件に敬われたい。」

と正直に言ってる人の方がずっとマシ。

姑息な手段を取るくらいなら、欲求に忠実な人の方が可愛気があっていい。

心からの繋がり、信頼って早急に得られるものではないし、簡単に得られるものではない。

深く深く、ゆっくりと、日々の積み重ねで成り立つものだと思うから。

容易に、すぐに主従関係とはならない。

まずは自分自身に真正面から向き合い、己を知る。本当に求めているものを知る。

そして相手と真剣に真摯に向き合う。

相手の事を知る努力をする。

そして偽りのない正直な自分を伝える。

焦らず急がず急かさず、丁寧に丁寧に…。

その小さな積み重ねがいずれ深い関係と繋がるのだと思う。