待ち人。
かつて、私には待ち人がいました。
生涯を約束すると告げてくれた人でした。
それ故に、信じてずっと待ち続けていました。
「絶対なんてない。」と言い切る私に、何があっても絶対に主である自分から手を離す事はしないから、安心して全てを委ねて欲しいと。
私の人生に責任を持ちたいと。
絶対的な存在として導いていくから信じて付いて来いと。
何度も力強く説いてくれた人でした。
様々な経験を経て、容易には人を信じなくなった私に。綺麗事だけでは生きていけない事を知り、ある意味穿った見方しかできなくなった私に、もう一度本質である純粋な心を取り戻してあげたいと。
一度しかない人生、人を純粋に愛し、真に深く愛される幸せを私に知って欲しいと。
それができるのは主である俺だけなんだよと。
疑心暗鬼でいる私に昼夜を問わず懸命に語りかけてくれた人がその人で、私に今までとは違う意味での首輪をつけてくれた人でした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。