妃奈の部屋

妃奈の中の世界をつらつらと。感じるままに。思いのままに。 Sapiosexual, Sapioromantic

背負う。2

背負う。1 - 妃奈の部屋

の続きです。

その中には、大切にされてていいなぁ。と思えるような憧れのカップルさん達もいらっしゃいました。

それなのに、主側の方から送られて来る秘密のメッセージには決まってこう綴ってあるのです。




「貴女の苦しみを私に背負わせて下さい。」



と。




私の心の奥底にあるもの、寂しさ、不安、孤独感、苦悩…をまるごと背負いたいとおっしゃるのです。そして、足元に置きたい。と。




私は、頭の中がハテナだらけになり混乱しました。





しかしこうしたメッセージ自体が不快だったわけではありません。

弱っている時は、一見優しくて嬉しい気持ちのようにも感じます。




でも…




愛する、大切な、「唯一無二」の従者さんがいらっしゃるわけです。





それを非公開だからって…

従者さんに隠れてのその行動は、私には理解ができないです。




「バレなければ良い。」

その思考を私は受け入れる事ができません。





彼らの従者さんは、中には捨てられたくなくて常に不安でたまらないという方もいましたが、ほとんどの方が主様から全面的に愛されていると信じておられました。

時には疑ってしまう事もあるけれど、そんな疑ってしまう自分に落ち込んだり恥じたりして自分を戒めている従者さんが多く見られました。




そんな風に信じてくれている自分の従者さんに隠れてまで、何故、赤の他人である他の女性の悩みを苦しみを背負おうとするのか、私は理解に苦しみました。